流体数理学分野

強い非平衡状態で起こる流体現象の解明

おもに局所平衡から大きくずれた状態にある流体の理論的研究を行っている。運動論方程式に基づくメゾスコピックな立場から流体中に起こる様々な現象を深く理解し、従来の概念だけでは手が届かなかった流体力学、気体力学の新しい適用の場を開拓することを目指している。

また流れが不安定化して起こると考えられる自然現象について物理モデリングと室内実験による研究を行っている。

最近の主な研究テーマ

  1. 運動論方程式に基づく流体中の非平衡現象の数理解析とシミュレーション
  2. 非平衡流体における相反性の理論とその応用
  3. すべり流(希薄気体効果)の理論とその応用
  4. 相変化の非平衡動力学とそれによる気体力学の拡張
  5. 流れの安定性解析、モデリングおよび実験
本分野の研究テーマは2013年度から大きく変わりました(新しい研究室ホームページを準備中です)。教員の研究内容やこれまでの活動状況については、下記の教員名からリンク先を参照してください。なお日本航空宇宙学会関西支部による研究分科会「流体力学における現代的アプローチ」は2013年度より本分野が運営します。

教員

高田 滋 ( Shigeru TAKATA )

高田 滋教授(工学研究科)

研究テーマ

おもに局所平衡から大きくずれた状態にある流体の理論的研究を行っている。運動論方程式に基づくメゾスコピックな立場から流体中に起こる様々な現象を深く理解し、従来の概念だけでは手が届かなかった流体力学、気体力学の新しい適用の場を開拓することを目指している。

連絡先

〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
(桂キャンパス Cクラスター) C3棟 c3S04室
TEL: 075-383-3780
FAX: 075-383-3774
E-mail: takata (at) kuaero.kyoto-u.ac.jp
http://stakata.wordpress.com/

担当科目

学部大学院

空気力学 (3年後期)
航空宇宙工学実験第1 (3年前期)
航空宇宙工学演義 (4年)

気体力学特論 (後期)
航空宇宙工学特別実験及び演習第一/第二
流体数理学セミナー (前期)

初鳥 匡成 (Masanari HATTORI)

初鳥匡成助教(工学研究科)

研究テーマ

通常の流体力学ではうまく説明できない非平衡性の強い流体現象を、気体分子運動論に基づいて理論的・数値的アプローチにより調べています。特に、微小系の気体流や、衝撃波の内部構造などに興味を持っています。

連絡先

〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
(桂キャンパス Cクラスター) C3棟 c3S05室
TEL: 075-383-3781
FAX: 075-383-3774
E-mail: hattori (at) kuaero.kyoto-u.ac.jp

担当科目

学部大学院





所在地

桂キャンパス (Cクラスター) C3棟 c3S04室
〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
京都大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
TEL: 075-383-3780